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ブックオフのセールがめっきり減りました
ここ最近、ブックオフのセールがかなり減りました。
理由について今回は深く掘り下げませんが、
ブックオフが単純に薄利多売から脱却したいということは考えられます。
僕はブックオフ50店舗くらいをお気に入り店舗として登録しています。
実際に行くのは、この中の10店舗くらいですが、
セール情報がメールでもらえるようにと、多めに登録しているのです。
それだけ登録しているのに、毎週末メールがほとんど来なくなりました。
ブックオフの大半はフランチャイズ店舗のため、
すべての会社が同じ経営方針を取っているとは考えにくいです。
先に述べた薄利多売からの脱却は、個々の店の方針ではなく、
ブックオフ本部からの要請によるところもあるのだろうと推測します。
セールがなくても仕入れはできるのか?
で、やはり一番気になるのは、仕入れができるかどうかです。
例えば本20%オフのセールでは、この20%がちょうど利益にあたる場合も少なくありません。
つまり、セール時には仕入れできるが、通常価格では利益がまったく出ないということです。
では、仕入れはできないのか・・・
というと、そんなことはありません。
たとえ2割引きでなくとも、利益の出る商品は少なからずあるからです。
これって当たり前のことなんですけど、意外と誰も来ないんですよね~。
みんな、セールじゃないと仕入れられないと思っているんです。
ということは、ライバルが圧倒的に少ない中、仕入れができるんです。
仕入れる時の注意点
仕入れるジャンルの特定
とはいえ、そのお店にライバルが絶対に来ていないとは限りません。
それを確認するために、本やCD、DVDと、
いろんなジャンルをリサーチしてみるといいでしょう。
棚1列くらいを調べたところで、状況をつかむのは難しいので、
1棚くらいはがんばって調べてみましょう。
ライバルが荒らした後であれば、ほとんど仕入れができない状況になっているはずです。
しかし、ライバルも1店舗をまるまるリサーチするなんてことはありえず、
あるジャンルに偏って仕入れるはずです。
なので、単行本はまるでダメだけど、雑誌はイケるとか、
500円コーナーのCDは全然だけど、プロパー棚(普通の値付けの棚)はおいしいとか、
店によっても状況が違ってくるはずです。
そうやって、誰にも手のつけられていないジャンルを特定すればいいのです。
在庫の回転具合を調べる
仕入れが可能なジャンルを見つけたら、
次回いつ来れば、また同じように仕入れられるかを検討します。
同じお店に1週間後に行ったとしても、状況はほとんど変わっていませんよね。
良い商品が再び棚に現れるようになるには、
よほどの繁盛店とかでないかぎり、1ヶ月はかかると思います。
セールがなければ、それだけ在庫の回転も遅くなります。
少なくとも月1回は同じお店を訪れて、チェックをしてみるといいでしょう。
その時も、前述のようにいろいろなジャンルを当たってみます。
そうすると、前回は枯れていた棚が復活している、なんてこともあります。
一回ダメだったからといって、二度と仕入れられないと思い込んではいけませんよ!