転売が悪いという人を完全論破しときます②

前回に引き続き完全論破します

 

まとめサイトで転売屋がめちゃくちゃに言われていたので、

冷静に論破するという記事の続きです。

 

 前回の記事 → 転売が悪いという人を完全論破しときます①

 

前回に書いたとおり、好き嫌いは個人によるので、

それは何とも思いません。

 

しかし、明らかに論理の破綻した書き込みもあったので、

Q&A形式で反論して行きたいと思います。

 

 

転売屋は店にある商品を買い占めるな!!

 

これもよく聞きますす。

 

人気商品であれば、お店側が1人1個までと販売を規制します。

物によっては、「お1家族1個まで」と書いている場合もありますよね。

 

 

それでも売れていく商品なので、早く買ったもの勝ちでしかありません。

 

転売、せどりをしている人は、一般の小売店から買うのがほとんどで、

お店に陳列した商品を買っているだけで、

これは一般のお客さんも条件は同じです。

 

 

メーカーや業者でもないくせに高値で売るな!!

 

業者であるから、個人事業主だから、副業だからといって、

販売をしていけないとか定価以上で販売していけない、

ということはありません。

 

またメーカーでもないのに、価格を釣り上げやがって!!

という非難もありますが、これもお門違いです。

 

ネットで価格が高騰するということなら、メーカーの生産量が少ない、

あるいは定価が安すぎるかのどちらかです。

 

定価を発売後に高くするというのは難しいですが、

メーカーとしては市場への供給を急げば、価格はいずれ落ち着きます。

 

 

転売屋が高く売ることで市場が崩壊する

 

これはまとめサイトに書いてあったことなんですが、

意味がわかりませんでした。

 

事実上、定価が変わるという意味で、

市場が崩壊すると言っているのかもしれません。

 

しかし、amazonや楽天が登場したからといって、

経済がおかしくなったということは今までありません。

 

 

価格が高くなるというのは、消費者目線だと嫌なことです。

 

しかし、生産者サイドからするといいことなんですね。

 

商品が高く売れることによって、市場にはお金が多くまわります。

 

ひいては、経済の活性化につながるわけです。

 

 

例えば、地元でしか流通していないものすごく美味しい野菜を、

ネット通販で販売するなら、地元での値段より高くなっても

仕方ないですよね。

 

生産者は生産で忙しいので、ネット通販業者が代わりに販売し、

売価と仕入れ額の差額を対価として受け取っても、

何ら悪いことではありません。

 

 

転売屋のような奴らが儲かるのが許せない

 

これもやっかみでしかないですね。

 

販売者が儲かることによって、

誰かが損失を被っているのであれば、問題があります。

 

 

しかし、誰も損することはありません。

 

転売屋、せどらーが商品を小売店から仕入れることによって、

小売店はきっちり商品代金を回収することができる。

 

amazonや楽天などで販売することによって、

これらには販売手数料が流れる。

 

ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便といった、

運送会社が商品を購入者に届けることによって、

そこにお金がまわる。

 

また販売者(転売屋、せどらー)は得た利益で、

好きな商品、サービスを買うことができる。

 

こうやって、お金はきっちり社会に還元されるわけです。

 

ネット通販で支払うお金には、出品者の利益だけでなく、

胴元であるamazonや楽天、配送業者の運賃も含まれています。

 

そんなのに金を払ってられるかと思うなら、

店舗に足を運んで好きなものを好きなだけ買えばいいのです。

 

 

そして、儲かることに怒っている人は、

生産していないのに楽して儲けやがって!!

というのが念頭にあるのでしょう。

 

 

しかし、あえて聞きたいのですが、

楽して儲けることが本当に悪いことなんでしょうか?

 

 

ほとんどの子どもに親が受験勉強をさせるのはなぜでしょうか?

 

いい大学に行くためです。

 

いい大学に行くのは何のためですか?

 

いい会社に就職するためです。

 

いい会社に就職するのはなぜですか?

 

高い給料をもらうためです。

 

 

わかりますか?

 

実のところ、みんな楽して儲けたいんです。

 

儲かることがいけないなら、

就職なんかせず、みんなフリーターになればいいんです。

 

 

自分は儲けたいけど、人が儲けることは許せない。

 

おかしくないですか??

 

 

まとめ

 

結局のところ、自分が欲しい商品がネットでは高くなっている

というだけで、怒っている人がほとんどなのです。

 

安く買えたり、重い商品を家まで運ばなくてもいいといった、

利点もネット通販、Eコマースには便利な側面もあるので、

一概に善悪で判断はできないのです。

 

中には高くなる商品も中にはありますが、

それはネット通販や資本主義の性質でしかありません。

 

法的に認められるのであれば、販売者を吊し上げても仕方ないのです。

 

インターネットがない時代に戻れないのと同じで、

ネット通販に対して、つべこべ言っても仕方ないのです。

 

気に食わないなら、使わなければいいというだけです。

 

それってスマホを持たず、ずーっとガラケーのままでいる人と同じで、

スマホが気に食わないならガラケーでいいし、

本人がそれでいいなら、それでいいわけです。

 

ジョブズはiPhoneなんていらん物を作りやがって!!

と怒っても仕方ないでしょ?