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借金があったら副業はできないのでは?
会社以外からの収入を作るとなると、
自分でビジネスを始めるということになります。
言い替えると、「起業」をするということです。
いやいやいや、起業だなんて!!
そんなことできないよ、と思うかもしれませんが、心配無用です。
起業 = 会社を設立する、ということではありません。
起業というのは、端的に言ってしまえば、
「売上を立てる」ということです。
つまりは「誰かからお金をいただく」ということですね。
商品を用意して、それが売れる仕組みを作ることが起業なんです。
商品を売るのに会社が必要であれば、作ればいいのですが、
会社がなくても商品が売れるなら、わざわざ作る必要はありません。
人を雇うのも会社がなくても個人で雇えるんですよ。
売上を立てる仕組みというのは、
インターネットがあれば、理論上お店や会社は入りませんので、
そういった初期投資というのも必要ありません。
ということは、お金はほとんどなくてもいいんです。
借金があっても問題はありません。
起業の成功条件と借金との付き合い方
借金があると、その返済があるので、
利益が生まれるのか、という心配もあります。
借金というのを特別な損失と考えると苦しいですが、
支出の一部だと考えるといいかと思います。
たとえば、100万円の借金をしているとして、
月3万円の借金返済をしているのであれば、
それは必要経費として支出していると考えるのです。
家賃、食品、光熱費などの支出に含まれるものして、
収入(本業+副業) > 支出
毎月、この状態が満たされるようにすれば、起業は成功と言えます。
この収入と支出のバランスが不安定であれば、
借金の返済がきつすぎるということになります。
また、副業で臨時収入が入ったからといって、
繰り上げ返済(いつもの月よりも多めに返済)をすると、
手持ち資金が少なくなるため、逆に苦しく感じたりします。
繰り上げ返済をすると、借金総額が減るので、
払うべき利息の総額も少なくなりますが、
借金の額によっては微々たるものです。
利息は対して減らないわ、手持ち資金は少なくなるわで、
心理的にはむしろ悪い方向に向かいます。
たとえば、貯金が30万だけど、毎月4万円ずつ増えていくという状況と、
貯金は80万あるけど、毎月1,000円ずつしか増えないという状況だと、
前者の方が健全な感じがしませんか?
お金が増えていくという状況は、
現在の手持ち資金に関わらず、かなりの安心感を産みます。
逆に手持ち資金があっても、お金が一向に増えないという状況は、
かなり不安に感じます。
そういう意味では、借金は無理をしない範囲でコツコツ返し、
収入 > 支出 をしっかりキープすることこそが最も大事だと言えます。
銀行等お金を貸す側も、一番怖いのは貸し倒れなので、
ゆっくりでいいので確実に返してほしいとしか思っていません。
多額の借金でなければ、少ない金額でもいいので、
コツコツ返していくようにすれば、副業も問題なくできます。