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起業とは会社を作ることではありません
起業のしかたなんて学校では教えてくれないので、ほとんどの人が知らないと思いますが、
起業とは会社を作ることではありません。
起業とは、その名の通り「業を起こす」
つまり、ビジネスをはじめるということです。
ビジネスというのは、自分にお金が入ってくる仕組みを作ることなので、
起業に会社の有無などまったく関係ありません。
アンテナを張っていないと気づかないかもしれませんが、
昨今、「誰でもはじめられる起業」みたいなのをよく散見されます。
まったくそのとおりで、会社員でも、専業主婦でも、学生でも、
お金が入る仕組みさえ作れれば、それは立派な起業です。
ただ副業を禁止する会社が多いのと、義務教育では起業を教えてくれないことから、
この事実があまり知られていません。
「しかし、それでも地球は回っている」ではありませんが、
起業は本当に簡単にできるのです・・・
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起業が誰にでもできる理由
では、起業について義務教育で教えないのはなぜでしょうか。
いろいろ理由はありますが、
日本経済が今まで大多数のサラリーマンだけで成立したからだと思います。
日本社会は学歴重視で、いい大学に入り、就職するという流れが戦後続いてきました。
高校や大学を卒業後、いきなり起業するとか、あまりないことでした。
それは、前述したような、お金が入ってくる仕組みを作るのに、
それなりのコストが必要だったからです。
会社を作るなり、店舗を設けるなり、初期投資が必要だったわけです。
しかも、ただお店や会社を作るだけでは、お客さんはやってきません。
集客のコストも必要だったのです。
今までは、人脈やお金がないと起業ができませんでした。
では、今はなぜ簡単に起業ができるのかというと、
それはインターネットがあるからです。
インターネットのおかげで、集客や入金を個人でも簡単にできるようになりました。
僕が起業(副業)→独立ということができたのも、そういう理由からです。
起業と副業
僕が副業を勧めているのは、起業を勧めているのと同義です。
副業と聞くと、本職とアルバイトをかけもちすることを考えがちですが、
費やす時間に対する対価があまりに少ないので、絶対にやめた方がいいです。
【参考記事】 |
この参考記事にも書いていますが、自分でビジネスをすると、
売上がまるまる収入に直結するので、少ない時間でより多い収入を得ることができます。
アルバイトなんて、会社から利益のほんの一部を分けてもらっているだけです。
やり方さえ知れば、誰でも起業はできます。
不毛な労働に肉体を疲弊させるのは、よした方がいいです。
最も簡単な起業とは?
では、具体的にどんなことを始めればいいのでしょうか。
個人でもインターネット上で物やサービスを売ることはできます。
例えば、「ベビーシッターします!」みたいなサイトを作って、
お客さんから依頼があれば、立派な起業です。
しかし、はじめはこういうことはお勧めしません。
なぜなら、サイトを作って人から注目されるまでに、
かなりの手間や時間がかかってしまうからです。
上記のベビーシッターのようなサービスであれば、自分が通える範囲内での集客が必要です。
しかし、サイトをポッと作って、
住んでいる地域の人の多くが注目することを想像できますか?
なかなか難しいと思います。
インターネットでの集客はアクセス数が重要になってきます。
そして、アクセス数の鍵をにぎるのが検索での順位です。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでは、
それなりの記事数や情報量がないと、検索順位が上位にあがらないような仕組みになっています。
そのような仕組みについて詳しく、
サイトを作りこむ技術や時間を持っていれば問題ないのですが、
なかなか難しいと思います。
小さなことからコツコツと
そのような検索順位やアクセス数を気にせずにできる方法がひとつあります。
それは、もともとアクセス数の多いところに入り込むという方法です。
「虎の威を借る狐作戦」ですね。
つまり、みんなが知っているようなサイト上で、自分のビジネスをすればいいのです。
具体的にどんなことかというと、
amazonやヤフオクなどのインターネット通販に出品することです。
誰もが知っているこれらのサイトに、
圧倒的なアクセス数があるのは、言うまでもありません。
そこに何でもいいので、出品すればいいのです。
最初は不要品でもまったく問題ありません。
ひとつでも売れれば、それは立派な起業です。
不要品販売なので、無限にお金を得ることは不可能ですが、
こんなものでも欲しい人がいるのか、こんな物がお金になるのか、
ということや、簡単にお金が入ってくることを体感できるはずです。
僕のはじめての売上は、ゲームCDでした。
そのCDは出品したその日に売れ、
こんなものでも売れるのかとビックリしたのは、今でも忘れられません。
実績をコツコツと積んでいけば、ゆくゆくは商品を仕入れることもできることでしょう。
まずは虎の威を借る狐でもいいのです。
得意なことでもお金にならないことよりも、不得意でもお金になることをオススメします。