メールやLINEなどでご相談に乗る中で、よくある質問というものがあります。
このような質問をまとめましたので、起業、副業の未経験の方はぜひ一読してみてください。
この記事の目次(クリックすると段落に移動します)
そもそも起業とはどういうものか
Q あくまで副業がしたいのであり、起業したいわけではないのですが・・・
A 会社と雇用関係を結び、お給料として収入を得るのではなく、自分で商品を売ったり、サービスを提供して収入を得ることは立派な起業です。
従業員の有無や、規模の大小はまったく関係ありません。
従って、会社に在職していても、副業だったとしても、自分自身でお金を稼げば、それは起業です。
例えば、youtuberみたいなことをして、動画の広告収入が100円入ったとしても、これは立派な起業です。
副業は簡単で起業は難しいといったことはありません。
起業をする自分自身の環境に関して
Q 事業資金といえるほどのお金がなくても起業できますか?
A はい、できます。
かつてはお店を構えたり、会社を作らないと起業は困難でした。
しかし、現在はインターネットを使って、集客を行ったり、サービスを提供したりできます。
このような次世代型の起業であれば、ほとんど資金は必要ありません。
Q 借金がありますが起業できますか?
A 月々の返済額がさほど多くなく、収入>支出という原則が保てれば、基本的には大丈夫です。
月々の返済があまりに多く、収入より支出が多いという状況であれば、そのままだと苦しいです。
Q 起業に関しての知識、経験が全くありませんが、起業できますか?
A はい。日本の公教育では基本的にサラリーマンを育成するような教育しかしていないので、起業に関する専門知識がない方が普通です。
起業は専門知識でしかないので、きちんと時間をかけて学ぶことで、サラリーマンや主婦でも起業することができます。
僕はビジネスの先生である加藤将太さんに師事して、起業して、会社を独立しました。
加藤さんの起業セミナーは現在無料で視聴することができます。(セミナー開催当時の定価は10万円)
加藤さんのセミナーは理路整然としていて、初心者にもとっつきやすく、なおかつ深い内容となっています。
起業に関する基本的な知識が得られるだけでなく、今までの常識がひっくり返されることも多々あると思います。
↓ 以下の記事でセミナー動画について解説しています。↓
Q 会社を辞めなくても起業できますか?
A はい。起業することと、会社に在籍しているかどうかは無関係です。
会社にいながらにして起業することも可能です。
Q 会社が副業を禁じていますが、起業しても大丈夫でしょうか。
A 社則として副業を禁じられているのでしたら、副業をしてもいいですか?と尋ねたところで、ダメですとしか言われないでしょうから、基本的にはバレないようにやるしかありません。
仮に起業したことを理由に解雇されるようなことがあったとしても、裁判では不当解雇とされる可能性はあります。
起業した事業の業務による欠勤が多かったりしなければ、勤務する会社の業務に支障をきたすわけではないからです。
ただし、リストラしたくてたまらないような会社であれば、有無を言わさず解雇することもあるかもしれません。
中小企業など、社長や役員と直接お話することができる環境でしたら、起業した内容、技術を本職にも活かせるといったアピールをすることで、副業を認めてもらえるような交渉ができるかもしれません。
中小企業は優秀な社員をみすみす手放すようなことはしたくないですから。
Q 会社に勤めながら起業するのに、どれくらいの時間が必要ですか?
A 会社の休日日数によりますが、1日の作業時間を8時間として、理想としては最低でも週2日ほどは作業時間に当てたいところです。
平日、帰宅後に3時間を確保できるのであれば、月~金曜の5日間で15時間がかけられるので、そういう形でも大丈夫です。
ただし、まとまった時間を作れた方が効率はいいかと思います。
起業に費やせる時間が少なければ少ないほど、ある程度の売上を立てるまでに時間がかかってしまいます。
起業する具体的内容に関して
Q 借金したりして会社を作らないと起業できないのですか?
A いいえ、会社を設立することを起業というわけではありません。
誰かにサービスを提供し、対価としてお金を得ることができれば、個人であっても起業したことになります。
こういう人を個人事業主といいます。
会社を作る主な目的は節税と、信用を高めるためです。
何かを売るのであれば、個人よりも会社の方が信用があります。
しかし、今の時代、インターネットを使えば、自分の商品、サービスを充分に説明することができるため、個人で起業しても問題ありません。
会社だと売上から法人税が引かれますので、それなりの売上を立てなければ、節税効果が現れません。
その点でも、初めは個人事業主である方がベターです。
Q 株やFXなどの投資は、起業のひとつとは言えませんか?
A いいえ。起業はサービスを提供して対価として、お金を得ることです。
投資で他者にサービスを提供することはありませんので、副業とは言えるものの起業とは異なります。
それから、投資というのは未来予測に基づいたものなので、かなり高度な知識が必要です。
また、それなりの軍資金がないと、わずかなお金しか稼げないため、高収入な人や、お金に余裕のある人にしかおすすめはできません。
Q 自分に何の知識、経験もないのに何を売ったらいいのでしょうか?
A 自分の知識、経験をビジネス化する方法もありますが、他社が製造、あるいは所有する商品を売るという方法もあります。
小売業のような仕入れをして売る方法、これはインターネット通販を利用します。
あるいは、他社の商品を販売者に成り代わり代理販売、あるいは紹介することで、紹介報酬を得るような「アフィリエイト」という方法もあります。
あるいは、あるテーマに沿ったブログやyoutubeなどを作り込み、集まったアクセスから広告収入を得る方法もありますが、これはサービスの提供がないため、技術的には簡単ではありますが、収入が低いという性質があります。
Q 趣味や経験を活かした起業は可能ですか?
A はい、可能です。
自分の持っている知識をフル活用した場合、それをお金を出してでも欲しいという人がある程度いるのなら大丈夫です。
水泳で全国大会に出たことがある、といった実績があれば、水泳のコーチ業などができます。
高学歴の方であれば、動画講座などを作り、オンラインの塾を経営することも可能です。
例えば自作で洋服を作るといった趣味レベルでも、それを教育ビジネスとすることで起業することもできます。
Q パソコンを持っていません。スマホだけでも大丈夫ですか?
A スマホだと絶対不可能ということはありません。
しかし、基本的に文章を書くような作業は少なからずあるため、パソコンのキーボードで文章を書く方がかなり効率的です。
例えばメルカリという主に不用品などを売買するアプリがありますが、これはスマホで操作することを前提に、アプリが作られています。
趣味レベルであれば、スマホでもいいのですが、このアプリで大量に出品するようになれば、やはりパソコンを使わないと文字を打ちづらいかと思います。
画面が小さく、字を読むのが困難であるのも欠点です。
パソコンはインターネットの動作や、その他の動作全般が極端に遅いといった不具合がなければ、中古でも大丈夫です。
Q ノートパソコンとデスクトップ、買うならどちらがいいですか?
お住まいの家の環境にもよります。書斎のような作業スペースがあるならデスクトップでもいいです。
いろいろな場所で作業をする可能性があるなら、ノートパソコンがいいと思います。
ただし、同じ程度のスペックであればノートパソコンの方が高額になります。
また、デスクトップの場合、モニターを買うお金を節約するために、テレビで代用することができます。
これはHDMIという接続端子があるテレビに限られますが、ここ10年くらいのテレビであれば、まずあるはずです。
Q 顔出しは必要ですか?
A 自身のブログなどを作る場合、顔出しした方が読者は筆者のイメージがしやすいため、ブログのファンとなりやすい、といったメリットはあります。
しかし、写真を使うにしても、後姿などでも構いませんし、それも抵抗があれば、アバターとか似顔絵のようなものを使うといいでしょう。
ココナラ、あるいはランサーズというサイトを使えば、3000円程度で似顔絵を作ってもらったりすることができます。
Q 勉強しないと起業はできないのですか?
A できるか、できないかで言えば、できますが、勉強しなければ成功が難しいかと思います。
稼げる手法(ノウハウ)は、ちまたにたくさん存在し、お金さえ払えば簡単に手に入れることができます。
しかし、ノウハウを得ることだけが勉強だと思って、それで満足している人が非常に多いのですが、そのノウハウで永久に稼げるわけではありません。
ノウハウも大事ですが、ビジネスそのものを勉強する、ということは避けられないと思います。
ビジネスそのものというのは、そもそも人はどんなことにお金を費やしたいと感じるのか、といった、行動学、心理学などに属するようなことです。
人の行動原理のようなことがわかれば、おのずとどのようなことで起業すればいいのか、ということがわかります。
そのような起業に関する基本的知識、というのは勉強したが方がいいです。
僕の先生でもある加藤将太さんの次世代起業家育成セミナーで学ぶことができます。
メールやLINEなどでご相談に乗る中で、よくある質問をまとめましたので、起業、副業の未経験の方はぜひ一読してみてください。