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仕入れのジャンルを決める
転売、せどりビジネスの初心者が必ずといっていいほど迷うのが、
どのジャンルから仕入れたらいいかわからないということです。
新品や中古、本やCDなどのメディア、家電やおもちゃなど、
ありとあらゆる商品を仕入れることができます。
今日は新品と中古に分けて、説明していきたいと思います。
新品の特長
新品の主な特長は以下の3つです。
1. 価格が高い⇒利益が薄い
2. 売れるまでの期間が短い
3. 同じ商品を複数購入できる
まず、はじめの『価格が高い』というのは、当たり前と言えば当たり前ですね。
明らかに定価より安いものでないと、まず利益が出ません。
それゆえ、仕入れられる商品の敷居が高くなります。
お店ごとのセールや処分価格をしっかり把握しないと、
思うように仕入れができないはずです。
しかし、2番目の特長のように、売れる日数としては早いです。
購入者からすれば、中古の場合、
お目当ての商品でもコンディションが悪ければ、買うのをためらいます。
新品だと、お店で買おうと、ネットで買おうと中身は同じですので、
価格さえ問題なければ、どんどんと買われていきます。
そして、3番目の特長は同じ商品を複数購入できるというものです。
人気のおもちゃなど、利益が薄かったとしても、数で勝負することができます。
また、同一の商品だけを探しに、たくさんの店舗をまわるといった買い方もできます。
中古品の特長
中古はお察しのとおり、新品の逆になります。
1. 価格が安い
2. 売れるまでの期間が長い
3. 同じ商品をたくさん購入することができない
まず、価格が安いので、仕入れることのできる商品は多くなりますし、
売れ残ったり、価格が下落しても、大損になるリスクが小さいです。
しかし、売れる日数はそれなりになります。
利益は高いが、2~3か月に一点しか売れないなんて商品もざらにあります。
調子に乗って仕入れていると、売上よりも仕入れ値が高くついて、
資金がショートしてしまうおそれがあります。
これをうまくこなすには、クレジットカードによる支払いが必須になります。
カードをうまく使えば、引き落とし日までに利益を回収することができます。
そして、最後の特長が『同じ商品をたくさん購入することができない』ことです。
当然、中古品なので、お目当ての商品をたくさん集めるということは困難です。
ブックオフなどでも、同じCDを2枚以上購入できない店もあります。
しかし、店員さんによって対応が違ったりもします。
あまり厳しくはないようです。
初心者がはじめるならどっち?
考え方にもよりますが、僕がおすすめするのは中古です。
やはり仕入れ値が安いというのが一番大きいです。
それだけでは、測れない部分もありますが、
高い新品に比べ、損したときのリスクが小さくて済むので、
失敗しても、それを糧にして挽回することができます。
ということで、新品と中古を比較してみました。
このほかにも特長があるので、機会があれば、またお話ししますね。