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購入者の評価は高い方が有利
Amazonの購入者評価は注文数に影響があります。
商品ページのトップページには評価の表示はありませんが、出品者の一覧ページには表示されます。
購入者がここから購入する出品者を選ぶ場合、出品価格だけでなく、評価を見られることもあります。
出品する商品が新品の場合、比較されることなく最安値を注文されることがほとんどです。
しかし、中古出品の場合は、商品のコンディションを含めて、他の出品者と比較されるため、ほぼ必ず評価の値を見られます。
そのため、できるだけ評価の値を高く保つ必要があります。
購入者に評価コメントをつけていただくには
さて、どうすれば購入者が評価をつけてくれるか、ということなんですが・・・
実は評価をつけられることはなかなかありません。
なぜかというと、購入者には評価をつけることによるメリットがまったくないからです。
例外的に購入者が積極的に評価をつけることもあるのですが、それは苦情を言うときくらいです。
そのため、ほっておくと、全評価における苦情の割合が高くなり、評価ポイントが低くなります。
それを防止するには、こちらから良い評価をつけていただくようお願いするしかありません。
今回は、その方法について説明しますね。
顧客にメールする方法
セラーセントラルにアクセスし、注文>>注文管理をクリックします。
購入者の名前をクリックします。
件名の中から「その他の連絡」を選択し、本文を記入します。
内容を確認したら、右下の「Eメールを送信」をクリックします。
本文の確認画面などはなく、一発で送信されますので、誤字脱字には気をつけましょう。
どんな内容にすればいいの?
メール本文に書く内容は、購入のお礼と評価のお願いです。
お客様には評価を書くことでのメリットは何もないので、丁重にお願いをします。
また、お願いをするあまり、前置きが長すぎると、メールを読まずにゴミ箱にポイされるので、簡潔に書きます。
以下に例文を書いてみました。
○○ ○○様
amazonネットストアの□□□です。 この度は『購入した商品名』をお買い上げいただきまして、 誠にありがとうございました。
天候、交通事情の影響で、商品の到着が遅れる場合もございますので、 万一商、品が到着していない場合は、ご注文時のメールに記載された 運送会社のお問い合わせ番号をお控えの上、運送会社へお問い合わせください。
当店では品質向上のため、お客様からのご評価をお願いしております。
配送のスムーズさや梱包の状態などにご意見をいただければ幸いです。 よろしければ以下のリンクよりご記入ください。
なお、amazonの評価システム上、★3以下はマイナス評価となりますので、 普通以上の評価をなされる場合は、★4~5をつけていただきますよう よろしくお願いいたします。
◯評価のリンク http://www.amazon.co.jp/gp/feedback/leave-customer-feedback.html/
□□□ アフターサポート 担当 ☓☓ ☓☓ |
赤字の部分が重要ポイントです。
ひとつずつ説明しますね。
宛名を記入する
当たり前のことですが、忘れがちです。
名前を書かれると、自分のことか!と思ってしっかり読んでくれます。
名前は手入力だと、打ち間違えることがあるので、
どんなに簡単な名前でもコピー&ペーストしましょう。
商品の中身ではなく、配送や梱包へ評価させる
これは超重要です。
なぜかというと、商品の内容がつまらないという理由で、
★1をつけられることがあるからです。
配送が大幅に遅れることはまずないし、あったとしても、
配送は出品者の責任ではないため、仮に悪い評価をつけられても無効にすることができます。
また、FBAを利用している場合、amazonの梱包品質は完璧なので、
高評価をつけられる可能性が非常に高くなります。
逆に、自己出品の場合は、梱包に不満を言われるおそれがあるので、
梱包の品質に自信がなければ、メールから梱包の記載を外した方が良いでしょう。
特に中古品だと、ちょっとしたキズなどで低評価を受ける可能性があるので、
少しでも梱包や配送に購入者の注意を向けるのがポイントです。
amazonでは★3以下はすべて低評価
これも超重要です。
amazonでは出品者の状態を全評価に対する良い評価の割合で表記しますので、
3は普通評価ですが、良い評価から外れるので、絶対にもらってはいけません。
評価のリンクを記載する前に、★4以上をつける注意書きを必ず入れます。
個人であっても担当者であることを記載する
amazonマーケットプレイスのほとんどは個人商店です。
なので「アフターサポート担当」のような肩書きを入れることで、
ちょっと法人っぽい雰囲気、つまり安心感を出せます。
また、特別な事情がなければフルネームを書きましょう。
どうしても心配なら、仮名でも問題はないでしょう。
(道徳的な問題はないことはないですが、ビジネスネームとしましょう^^;)
同様の理由で、店舗名を適当につけているのなら、すぐに変えた方がいいです。
文章は多めに改行する
僕のブログもそうですが、文が長くなると見にくくて読む気をなくしますので、文章の途中でも区切りのいいところで改行したり、文と文の間の行を開けたりしましょう。
原稿用紙ではないので、文字数を決めて改行する必要はなく、20~30次ほどの区切りのいいところで改行するといいでしょう。
ほどよい文字数の句読点で改行するといいと思います。
購入者に評価をする際の注意点
先程からお伝えしているように、購入者には評価コメントをすることのメリットはありません。
そのため、評価のお願いメールをしたからといって、劇的に評価数が増えることはありません。
評価数を増やすひとつの方法として、評価をつけてもらったらAmazon商品券を送るということもできます。
(Amazonギフト券メールタイプという、Eメールでポイントのようにギフト券を送るシステムがあります。)
しかし、これはかなりグレーな方法です。
評価をつけてもらうことへの対価としてなら、ギリギリセーフなんですが、良い評価をつけることを条件にしてギフト券を送った場合、これは評価を買収することになりますので、Amazonの規約に抵触します。
よほど評価が少ない場合を除き、評価への対価を与えることは控えた方がよいかと思います。
Amazonにおいて出品者の評価は注文数に影響する大事なステータスです。しかし、評価はなかなかつけてもらえません。
今回は、評価をつけていただくように、こちらからメールをする具体的な方法について解説します。