JANコードとASINとSKUの違いとは?

amazonにおける商品の特定のしかた    

 

今日はamazonについてのお勉強です。

 

勉強と言っても、そんなに難しいテーマではないですよ^^

 

 

 

JANコード、ASIN、SKU。

 

amazonで出品をしていると、どれも一度は聞いたことがあるかと思います。

 

いずれも商品を特定する番号なんですが、ちょっと性質が異なります。

 

この違いを知っていると、

商品についてテクニカルサポートに質問する時などに役立ちます。

 

それぞれについて解説したいと思います。

 

↓ 動画での解説はこちら ↓

 

 

商品そのものを特定するJANコード

 

JANコードというのは、商品に記載しているバーコードのことですね。

 

主に4から始まる13桁の番号です。

 

この番号でもって、メーカーや商品を特定しています。

 

4始まりは国内品です。

輸入品の場合、8始まりや3始まりの物もあります。

 

たまに、EANという表記を見かけますが、ほぼ同義だと思ってください。

 

 

紛らわしいインストアコード

 

お店が独自にJANの上からバーコードラベルを貼っていることがあります。

 

主に2から始まる場合が多いです。

 

これは、お店のせどり対策などではありませんよ^^;

 

インストアコードと言って、そのお店だけで使えるバーコードのことです。

 

そのため、モノレートでインストアコードを入力しても、何も出てきません。

 

これは主に処分価格などに大幅値下げしたものにつけてあり、

レジ打ちした際に定価ではなく、

値下げ価格に自動で訂正されるために使用されている場合がほとんどです。

 

 

シールでJANが見えない場合は、

モノレートには商品名や型式を入力しましょう。

 

 

 

商品カタログを示すASIN

 

ASINというのは、amazonでの商品ページのことを言います。

 

例えば、amazonで「カップヌードル シーフード」と検索すると、

以下のような画像がでてきます。

 

cap

同じシーフードヌードルでも、

左は20個セット、右は単品です。

 

つまり、販売個数によっても商品カタログは異なります。

 

何個セットであっても、シーフードヌードルのJANコードは同じですが、

両者のカタログを識別するために、ASINという概念があります。

 

そのため、同じ商品でも両者はASINが異なります。

 

ASINは商品ページの下部に記載があります。

c2

上の画像は単品のもので、

20個セットのASINは B002P67WZI となっており、やはり違いますね。

 

 

ASINの具体的な使い方

 

では、これをどのように使うかというと、

商品についての問い合わせをテクニカルサポートにする時などが多いです。

 

テクニカルサポートが商品を特定するのにASINをよく利用します。

 

例えば、「◯◯という商品があるのですが、これは危険物に該当しますか?」

といった質問をしたい時、類似商品がたくさんある場合もあるので、

商品名を言うよりASINで聞いた方が早いのです。

 

JANコードでも調べてくれますが、カタログには載っていないため、

ASINで尋ねる方が、すぐに当該商品を見つけてくれます。

 

また、ASINはアルファベットと数字の羅列なので、

聞き間違いを起こしやすく、口頭での説明が難しいです。

 

例えば、MとNとか、数字の9とアルファベットのQとか・・・

 

なので、ASINを使って質問する場合、チャット環境が揃っていれば、

電話ではなくチャットで質問する方がいいです。

 

ASINのコピペも簡単ですしね。

 

 

SKUは出品者都合の番号

 

では次にSKUについてです。

 

これはASINとは異なり、

出品者が出品した商品を特定するための番号です。

 

例えば、同一商品でも新品と中古を出品する場合、

コンディションが異なりますので、出品を分けなければなりません。

 

この場合、同一商品なので、新品でも中古でもASINは同じですが、

出品を別々にするのに、SKUを変える必要があるのです。

 

SKUは自分で任意の英数字で作ることができます。

 

 

SKUの番号の付け方

 

SKUの番号は何でもいいのですが、

必要な情報を入れておくと、後で管理がしやすいです。

 

例えば、出品日、仕入れ価格、仕入れた店(記号や番号で)などです。

 

特に出品日と仕入れ値は入れておくと本当に便利です。

 

僕は2016年12月8日に2980円で仕入れた場合、

 

161208-2980

 

と入力します。

 

16のところは2016でも構いません。

このように西暦で入力することで、外部ツールなどでも日付を認識することができるため、

H28などの和暦は避けた方が良いです。

 

 

ただし、この方法だと同じ日に価格が同じ商品を2つ買った場合、

両者を区別ができないので、型式や色などの情報を入れます。

 

161208-2980-R 赤色

161208-2980-G 緑色

 

とかですね。同一のSKUを使いまわすことはできません。

 

また、SKUは購入者など外部の人からは見られることはありませんので、

好きな情報を入力して構いません。