ネット集客をするため知っておくべき3つのこと

インターネットを使って集客したい

 

先日、起業した友人のビジネス相談に乗りました。

 

この方はご自宅でアロマテラピーをされていて、

基本的にはイベント等のオフラインな場所から

集客をされているとのことでした。

 

 

アメブロやFacebookで近況などの報告とともに、

自分のサービスの告知もやっているそうなんですが、

なかなかお客さんが集まってこないそうです。

 

 

僕もよく知らなかったのですが、

アロマテラピーというのはいい香りを嗅いで

気分が良くなるというちょっと高級なインテリアみたいな

イメージを持っていました。

 

実際はそうではなく、香りを用いた民間療法で、

カウンセリングを行うとともに、その人にあった香りを処方して、

お悩みの解決などを行うそうです。

 

 

このアロマテラピーのように、サービスをオフラインで提供する場合も、

オンラインでの物販やコンテンツの販売でも、

ネット集客のコツというものは全く変りません。

 

これを実例として、集客のコツをご紹介したいと思います。

 

 

 

顧客ターゲットを決定する

 

まず、考えなければならないのは、

自分のサービスを受ける人は誰かというターゲットの設定です。

 

まったく必要のない人に向けて広告を出しても意味がありません。

 

 

アロマテラピーだと民間療法ということなので、

心や体調に不安を抱えている人が対象となります。

 

ここで絶対に間違ってはならないのは、

治療の方法としてアロマテラピーを求めている人を

ターゲットとしてはいけないということです。

 

 

世の中に心や体調に不安を抱えている人はたくさんいますが、

その解決方法として、アロマテラピーを求めている人はかなり少数です。

 

僕がアロマテラピーのことをよく知らなかったように、

アロマテラピーのことを詳しく知っている人は少ないはずです。

 

 

仮に知っていたとしても、

それが自分にとって必要な、最良の問題解決方法だと

思っている人はほぼ皆無だと思います。

 

なぜなら心や体のケアは病院でするものというのが常識だからです。

 

 

心や体調に不安を抱える人は潜在顧客、

その中でもアロマテラピーを必要としている人は顕在顧客

ということになります。

 

つまり、多くの潜在顧客の中に顕在顧客が含まれるということになります。

 

   ↓ こんな感じですね ↓

customer

顕在顧客はターゲットが狭すぎます。

 

なので、潜在顧客をターゲットにしなければなりません。

 

 

集客とセールスは別物

 

友人のセラピストは、こんな感じの案内をしていました。

 

私のアロマテラピーでは、お客様のお悩みに

じっくり向き合いたいので、自宅で3時間をかけて行います。

 

料金は2万円となります。

 

 

料金設定などはさておき、潜在顧客を相手にしたとすると、

この案内のどこが悪いかおわかりになるでしょうか。

 

 

これって、アロマテラピーというものを理解している人にしか、

伝わらないんですよね。

 

アロマテラピーを知らないのに、

3時間2万円と言われても、高いのか安いのかすらわかりません。

 

 

友人が勘違いしていたのは、

集客とセールスをごっちゃにしていたことです。

 

自分のサービスの料金を提示することはセールスです。

 

集客というのは、潜在顧客に対し、

あなたに必要なのは私の商品、サービスですよ、

ということを伝えることです。

 

 

アロマテラピーの場合、このようになります。

 

慢性的な肩こりで困っている?

 

それは筋肉の単順な疲労なのかもしれませんが、

ストレスから来る精神的なものかもしれません。

 

ストレスの解決には、アロマテラピーという療法があるんですよ。

 

 

このようにアロマテラピーという療法があって、

それはあなたのお悩みを解決する手段になるということを

伝えることが集客です。

 

そして、なぜそれが最良の方法なのかということを伝えることが、

潜在顧客を見込み客化するということです。

 

ちょっと語弊があるかもしれませんが、「教育」といいます。

 

 

販売までのフローチャート的には、

 

集客 → 教育 → 販売(セールス)

 

という形になります。

 

教育は集客の入口と言えますし、

教育はセールスにやや含まれているとも言えます。

 

今回は集客がテーマなので、詳しくは割愛しますが、

教育も極めて重要です。

 

例えば、子どもなど、まだトリュフを知らない人に

いきなりトリュフを出しても、

何これ?変わった味だね、としか言われないかもしれません。

 

しかし、トリュフが希少でかなり価値のあるものだということを

きちんど説明した上で、差し出したらどうでしょう。

 

ああ、これがトリュフか~ 。なかなか乙な味だなと、

しみじみ感じてもらえるかもしれません。

 

 

つまり、その商品に価値があること、

さらに、その商品はあなたにとって必要なものである

ということを理解してもらった上でセールスをしなければ、

商品は買ってもらえないのです。

 

 

集客するためのブログの書き方

 

このセラピストの友人はアメブロで集客をしていたのですが、

根本的にブログの使い方を誤っていました。

 

 

まず、一番の間違いは自分の生活をアップしていたことです。

 

 

これは、確かに自分が何者であるかということを

伝えるためには悪いことではありません。

 

 

しかし、集客には一切関係がありません。

 

例えば、セラピストとして、このような施術をして、

こういう結果が得られましたというような、

アロマテラピーの内容を伝えるようなことならいいのですが、

こんなイベントに参加しました、とか

こういうおいしい料理をいただきました、

みたいな、実生活の紹介はいらないのです。

 

 

実生活の紹介で集客ができるのは芸能人だけです。

 

つまり、実生活の紹介は芸能人、著名人のように、

もともと自分のことを知っている人向けには役に立ちます。

 

へぇ~!こんなところに行ったんだ!!

 

何これ?おいしそう!!とか。

 

 

はっきり言うと、こういうのは生存報告でしかありません。

 

自分の生存報告をしても、見込み客はおろか潜在顧客すら集まりません。

 

なので、一定のファンがつくまで生存報告記事は少なめでいいです。

 

 

 

先程書いたように、

肩こりの人にはこのような香りが合うんですよ、とか、

カウンセリングして自分の悩みを自覚するだけでも楽になります、

みたいな、悩んでいる人が読んでためになる記事を書かないといけません。

 

悩んでいる人がためになる記事は検索対象になるからです。

 

顔も名前も知らない自分のブログにアクセスしてくれるのは、

検索からでしかありません。

 

 

なので、検索されるような内容にしなければなりません。

 

 

しかし、ここでも誤ってはいけないことがあります。

 

それは、アロマテラピーとはなんぞやみたいな記事を

書いてはいけないということです。

 

 

アロマテラピーで検索してくるのは顕在顧客です。

 

アロマテラピーを知らない人を呼び込まないといけないので、

こういったお悩みの解決方法にアロマテラピーというものがあります、

という記事構成でなければなりません。

 

この図のように、いろいろな身体の不調に関する記事を書き、

その解決手段としてアロマテラピーがありますよ、とすればいいわけです。

 

こうすれば記事数も稼げますよね。

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この図のように、いろいろな身体の不調に関する記事を書き、

その解決手段としてアロマテラピーがありますよ、とすればいいわけです。

こうすれば記事数も稼げますよね。

 

病院の診療がしっくりこないなら、アロマテラピーという方法もありますよ。

という提案をするわけです。

 

 

まとめ

 

というわけで、まとめますと、

ネットで集客するのに気をつけるべきことは、以下の3つのことです。

 

・ 顕在顧客ではなく、潜在顧客をターゲットにする。

 

・ セールスと集客は異なる。

  潜在顧客に解決手段のひとつとして、

  自分の商品があるということを知らせることが集客。

(自分の商品が最適だと理解させることは次のステップ「教育」)

 

・ ブログに生存報告の記事はいらない。

  悩みを検索してきた人に、

  解決手段として自分の商品があるということを伝える