カルロス・ゴーン逮捕に僕ら凡人が学ぶこと

 

こんにちは、こだまです。

 

日産のカルロス・ゴーン社長が逮捕されるという衝撃的なニュースがありました。

 

本当に違法行為を行ったのか疑わしく、毎日ニュースでは異論も出てきています。

 

日産の会長職は解かれましたが、ルノーではまだ会長のままです。

 

 

裁判で争えば無罪になるかもしれませんし、ひょっとすると不起訴になる可能性すらあります。

 

 

それはまあ法的に良いか悪いかか、という話ですが、

逮捕と同時に出てきたのは、公私混同も甚だしい会社のお金の使い方です。

 

 

 

世界各地にある会社の事業には関係のない別荘が会社経費で持たれていたり、

 

勤務実態のないゴーン氏の姉に給与が入っていたり。

 

もっと小さいところでは飲み物すら部下に支払わせていたそうです(セコっ!!)

 

嘘か誠かはともかく、かなり金にがめつい人間であることはわかります。

 

 

さて、僕らのような凡人が大企業の会社会長になることなんて、まずないでしょう。

 

しかし、凡人でも、このカルロス・ゴーンの失脚から学ぶことがあります。

 

 

それは、「知足(ちそく)」ということです。

 

あまり、聞き慣れない言葉ですよね。

 

 

言い換えると、「足るを知る」ということです。

 

これでも、わかりにくいですね^^;

 

平たく言うと、これで充分足りるという限度を知るべきである、ということです。

 

 

 

ゴーン氏の報酬は年間10億とも言われています。

 

10億も稼いでおきながら、まだお金が足らないの?ってことですね。

 

ちなみに年収10億ってとんでもない金額ですが、年収1億円ならそうでもないんですよ。

 

 

例えば、社員の平均年収が500万円であれば、1億円というのは社員20人分です。

 

 

1万人を超えるような大企業を束ねる会長であれば、それだけの責任があるのですから、

社員20人分くらいの年収でもいいかもしれません。

 

 

しかし、10億となると、一ケタ増えますので、社員200人分の年収。

 

これはちょっと多過ぎと言われても仕方ないかもしれません。

 

 

以前からお話しているように、お金というのは本来使ってなんぼのものです。

 

使わないと価値がないという意味ではありません。

 

お金というのは、自分の手元から離れるのが自然であるという意味です。

 

例えば、世界の貨幣流通量、つまり世の中に出回っているお金が100兆円だったとします。

 

 

世界有数のお金持ちが、このうち30兆円のお金を自分たちのところでキープして、

 

手放さなかったとすると、世界経済は残りの70兆円でまわさなければなりません。

 

今までの7割しか貨幣流通量がありませんので、労働者の賃金は単純計算で3割引きになります。

 

 

もしくは今までと賃金は変わらず、3割の失業者が出るかです。

 

 

これは単純計算なので、実際そうなるかはともかく、

経済というのはお金の流れのことです。

 

 

川には常に水がありますが、川は常に流れているので、

同じ川でも今日と明日では、流れている水はまったく別物です。

 

 

同じ川のように見えても、同じ場所には一瞬たりとも同じ水はないんですね。

 

 

 

 

お金もこれと同じで、同じ場所にずっとお金があること、

つまりお金に流れがないことは、極めて不自然なことなんですね。

 

 

カルロス・ゴーンは私服を肥やすために、作為的にお金の流れを止めた、

ということなんです。

 

 

さっきも申しましたように、これが法的にアウトかどうかは微妙なところです。

 

 

しかし、日産経営陣からすれば、レッドカードものだったということですね。

 

 

 

 

僕ら一般人はゴーンのようにお金があっても、

そんなにたくさんいらないよ、と思うかもしれません。

 

 

ところが、もう少し身の丈にあった話をすると、そうでもないはずです。

 

 

ご自分のことだと思って、ちょっと読んでみてください。

 

 

副業で月5万円稼いでいた人が、副業にかける時間を増やすことで、

月10万円稼げるようになったとします。

 

 

 

すると、15万はいけるかな、と思い、さらに副業に精を出します。

 

 

頑張った結果、月収25万円を達成しました。

 

 

そうなると、さらに欲が出ます。

 

 

もっと頑張れば40万円くらいいけるんじゃないか!?

 

 

死ぬほど頑張った結果、月収40万円を達成することができました。

 

 

もう、これ以上は頑張れない・・・

 

 

そうだ!! 人を雇ったらもっと稼げるかも。

 

そう思ってアルバイトを雇ったら、アルバイトが10万円稼ぐので、

合計月50万円稼げるようになりました。

 

 

さあ、どうでしょう。

 

 

今後アルバイトを2人、3人と増やしていけば、さらに収入は増えていきます。

 

 

しかし、いくら稼げばあなたは満足するのでしょうか?

 

 

これって、カルロス・ゴーンとまったく同じだと思うんです。

 

ルノーで成功を収め、日産の危機を救った。

 

さらには経営危機に陥った三菱自動車をも救った。

 

ついには三者連合のトップとなった。

 

 

俺ってやればできるし、もっとやれば、もっとできるはず!

 

どこからかはわかりませんが、もう制御不能になったのでしょう。

 

 

ここで思い出さなければならないのが、「知足」。

 

「足るを知る」ということです。

 

お金というのは数値目標としては、非常にわかりやすいため、

これだけで仕事の成果を計りがちです。

 

 

売上を増やすこと自体は悪いことでないのですが、本来、社会への貢献に応じて

売上は決まるのに、業績を上げるにはどうすればいいのか、ということに固執しすぎ、

社会にどう貢献するか、どのようなサービスを提供するか、

ということがおろそかになると、おかしくなってしまうのです。

 

 

 

 

先ほどの副業の話でも同じことです。

 

収入が増えてくると、だんだん欲が出てきます。

 

もっともっとできるはず!と。

 

 

 

しかし、あるところまで行くと、必ず気づく時が来ます。

 

あれっ?そもそも俺ってなんでこんなに頑張っているんだろう。

 

お金は入ってくるのに、何かむなしい・・・

 

何のために働いているんだろう・・・

 

 

偉そうに言っている僕も実はこうした経験があります。

 

物販をやっていると、かけた時間におよそ比例した形で収入が増えます。

 

 

しかし、稼いでも稼いでも、収入が増えるだけです。

 

 

収入が増えたんだから、自分のために、好きなものを好きなだけ買えばいいじゃん!

 

って思われるかもしれませんが、自分へのご褒美もある程度で充分なんです。

 

 

それよりも、自分がいかに社会に貢献しているか、お客さんから感謝されるか。

 

 

こちらの方がよほど大事です。

 

もちろん、売上が増えるということは、社会への貢献度も高いということですが、

売上だけがその評価指数ではないってことですね。

 

 

いつも僕は以下のような例を挙げます。

 

 

飲食業は利益が出にくい業種です。

 

しかし、ゴーンのような世界に羽ばたく会社のお偉いさんが、

足しげく通う庶民的な定食屋があったとします。

 

 

 

1人前800円の定食だったとしても、それを食べたゴーンが、

何万人という従業員、何億人というユーザーに影響を与えるわけです。

 

 

 

そのため、定食屋の売上が日産の売上の100万分の1くらいであったとしても、

世界に影響を与える定食屋であるとも言えるわけです。

 

 

 

つまり、僕らのような凡人であっても、

業種や売上に関係なく世界に影響を与えることができるわけです。

 

 

 

これってすごいことだと思いませんか!?

 

 

「足るを知る」ということを理解し、自分が何で世界に影響を与えるか、

これを考えれば、仕事は俄然おもしろくなります。

 

 

たとえ、サラリーマンのように雇われの身であってもです。

 

 

ゴーンや日産の今後も注目ですが、反面教師として、

自分の仕事を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

それでは、また!

 

 

 

 

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