amazonで最安値に値付けしているのになかなか売れないのはなぜ?

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カート価格とは何か?     

 

今日もブログ読者の方のご質問にお答えしたいと思います^^
 
 
「商品検索しても最安値の出品者ではない方が
 
上部へ表示されているのは何故でしょうか、
 
わかりましたら教えてください。」というご質問です。
 
 
 
 
amazonの商品ページを開くと、ある単一の価格が表示されますが、
 
これが必ずしも最安値であるとは限りません。
 
 
このトップページに表示される価格は「カート価格」と呼ばれ、
 
amazonの仕組みをよく知らない購入者は、この価格を最低価格だと勘違いして、
 
パッと買ってしまうことがあります。
 
 
つまり、カート価格である方が売れやすいのです。
 
 
そのため、自分がカート価格を抑えることが重要になります。
 
これを「カート価格を取る」、もしくは「カートを取る」と言ったりします。
 
 
 
 

カート価格を取りやすくする方法

 
 
カート価格をとりやすくするためには、以下の4点がポイントとなります。
 
 
1. 価格を最安値に近づける
 
2. 自己出品よりFBAを利用する
 
3. 出品者の評価が高い
 
4. 出品者の中にamazonがいない
 
(出品者の中にamazonがいて、価格があまり変わらない場合、
amazonにカートを取られやすい傾向にあります。)
 
 
どれかを満たせば必ずカートを取れるという意味ではなく、
 
これら4点を総合的に判断して決まります。
 
 
また、amazonはカート価格を取る基準を公表していませんが、
 
いろんな人が試してみて出た結論が、上記の4つということなのです。
 
 
1.に挙げているように、「最安値に近づける」なので、
 
必ずしも最安値でなければならない、というわけではありません。
 
 
FBAを利用していたり、出品者の評価が高いと、
 
最安でなくてもカート価格を取れる場合があります。
 
 
また、カート価格は1時間に数回は変化する可能性があるようです。
 
 
もちろん、4つの条件をある程度は満たしていなければ、
 
待てど暮らせどカート価格は取れません。
 
 
例えば最安値が10,000円の商品で、自分が18,000では、
価格が1.8倍も高いので、カートは絶対に取れません。
 
最安値より10%も高くなれば、カートを取るのは難しいでしょう。
 
 
 
4つの条件のうち、自分で変更できるのは1か2のみなので、
 
値下げできる商品があれば、どの程度値下げするとカート価格が取れるのか、
 
試しにやってみてもいいと思います。
 
 
 
 
 
いま僕がページを開いたタイミングでは、
 
アイアールマーケットというセラーがカート価格を取っています。
 
 
それよりかなり安い価格のメッシというセラーは評価も96%と高いので、
 
このセラーもカート価格を取れる可能性はかなり高いと思います。
 
 
 
この商品の出品者の中にはamazonもいるので、
 
基本的にはamazonより安くないとカート価格を取るのは難しいでしょう。

 

というわけで、カート価格を取ると単純に売れやすくなりますので、

値付けの改定は極めて重要だということにもなります。